【書評】伝える力 〜やっぱり『つかみは重要』なんだよ〜
こんにちは、まつまるです。
今回は『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!伝える力』を読んでみました。
この本200万部を突破しているみたいですが、池上さんの伝える力が素晴らしいと感じて買う人が多いんでしょうね。僕もその1人です。
読みたかった理由
YouTubeで書評をやっているので、伝える力を学びたいと考えている。
著者紹介
出版社
PHPビジネス新書
ざっくり本の内容
中身として目新しいことはありません。しかし、当たり前をきちんとやることは難しく、自分を含め他人に評価してもらって改善していく。これが伝える力を伸ばす近道です。
ここでは、僕が覚えておきたいことを箇条書きで書いておきます。
・情報を収集する時、人にどう説明するか意識する
自分の言葉で説明しようとすると、理解が深まるので大事。さらにいえば、子どもに説明できるくらい易しい表現ができるようになれば完璧。
情報収集時の仮説に対して、5W1H(when where what who why how)の視点を忘れない。
・相手の「へぇー」を増やす
「へぇー」を増やすためには、自分自身の「へぇー」を伝える。
・つかみはめっちゃ大事
実際にやるのは難しい。テクニックとしては、結論とは逆のことを言う、時系列を逆転させる、などなど。
イメージとしては伝える相手の頭に「?」を作って回収すれば、この人の話は聞く価値がありそうとなる。
また、失敗談は興味を持たれやすい。他人の失敗って安心するよね。
あとは、主語を聞き手にする。例えば、
「JRは運賃を下げます」
「JRご利用のみなさん、JRが運賃を下げます」
この2つだと後者の方が伝わりやすいよね。
・1人ツッコミ
書いた文章を自分で見返す時に、自分で自分にツッコミする
・他人から学ぶ
小説や落語家から表現方法を学ぶ
・雑学
「が」は逆接で使う
知らなかった単語
傲岸不遜(ごうがんふそん)→思い上がって人を見下し、自分を控えめにしないこと
まとめ
実践して慣れていくしかない